全然噛まずに丸呑みしてる・・・大丈夫?
「うちの子、ごはんを全然噛まない…」「このまま大丈夫?」
子どもがごはんを丸飲みしている様子を見ると、誤嚥や消化のこと、発達面が心配になりますよね。
実は丸飲みにはいくつかの理由と、その子なりの背景があります。
今回は、管理栄養士として多くの親子を見てきた立場から、丸飲みの原因とやさしい対応法をお伝えします。

丸飲みのよくある5つの理由と対応法
🟠 原因①:噛む力がまだ未発達
小さい子どもは「噛む」ことがうまくできない場合があります。
歯の生え方や顎の発達も個人差が大きいです。
🟢対応法:
・やわらかめの具材から始めて、徐々に食感を変えていく
・一緒に「もぐもぐ」して見せてあげる(モデルリング効果)
🟠 原因②:姿勢が悪く、飲み込みにくい
食べる姿勢が崩れていると、舌や顎の動きがスムーズに使えず、噛むのが苦手になることがあります。
🟢対応法:
- 足がしっかり床やステップにつく椅子を使う
- 背筋が自然に伸びる座り方を整える
🔸おすすめアイテム:足置き調整できるベビーチェア
🟠 原因③:食感が苦手で早く飲み込みたい
食材の「かたさ」「べたつき」が苦手で、できるだけ早く飲み込もうとする子もいます。
🟢対応法:
- モサモサするもの(白米など)はだしやスープでやわらかくする
- サクサク系やシャキシャキ系で、食感の幅を楽しませるのも◎
🟠 原因④:急いで食べるクセがある
上のきょうだいの真似、テレビを見ながら食べるなどで、「早く食べないと」モードになっていることも。
🟢対応法:
- 声かけでゆっくり食べるペースに誘導する(「カミカミしてみようね」)
- 一緒に「何回噛めたかな?」とゲーム感覚にするのもおすすめ
🟠 原因⑤:口の機能(口腔機能)の発達にばらつきがある
例えば「舌の使い方」「唇を閉じる力」などがまだ未熟な場合、うまく噛み砕けない=丸飲みになることも。
🟢対応法:
- あいうべ体操などの口育を取り入れる
- 早めに専門家(歯科・言語聴覚士など)に相談も選択肢の一つ
丸飲みを減らすためのやさしい工夫5選
- 食材の大きさ・かたさを調整
- 家族が楽しく「噛む」を実演
- 足がつく椅子で安定した姿勢
- テレビ・スマホなしの食卓づくり
- ゆっくり食べる習慣づけ(食事時間を20分目安に)
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まとめ
丸飲みは一時的なことも多く、「しっかり噛めるようになるまでの過程」のひとつ。
子どもの「噛む力」や「食べる力」は、少しずつ育っていくもの。
丸飲みが気になるときは、原因を知り、やさしく整えていくことが大切です。完璧にしようとせず、お子さんのペースに寄り添いながら一緒に“もぐもぐ食べる時間”を楽しめますように。
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