はじめに
「しっかり寝ているのに疲れが取れない」
「体が重くてやる気が出ない」
「気分が沈みがちでイライラしてしまう…」
そんな不調、実は“栄養不足”が原因かもしれません。
特に産後・育児中のママは、知らず知らずのうちに体が多くの栄養を消耗しています。
この記事では、分子栄養学の視点から「疲れやすさの原因」と「今すぐできるセルフチェック」「対策方法」をわかりやすくご紹介します。
分子栄養学ってなに?
分子栄養学とは、「一人ひとりの体質や生活習慣に合わせて必要な栄養を見つけて補う」という考え方のこと。
一般的な血液検査では“正常”とされる数値でも、不調が続く人は少なくありません。
分子栄養学では、「病気ではないけれど元気でもない」状態に注目し、“栄養”の観点からその原因を探ります。
とくに、産後の女性や子育て中のママは、ホルモン変化や睡眠不足に加えて、慢性的な栄養不足が起きているケースも多いんです。
疲れやすいママに多い“隠れ栄養不足”とは?
● 鉄不足
→ 倦怠感、イライラ、めまい、抜け毛など
● たんぱく質不足
→ 筋力低下、肌や髪の不調、免疫力の低下
● ビタミンB群不足
→ 疲れやすい、エネルギーが作れない、気分の落ち込み
● マグネシウム不足
→ こむら返り、睡眠の質低下、ストレス過敏
● 亜鉛不足
→ 味覚の変化、傷の治りが悪い、肌荒れ
分子栄養学的セルフチェックリスト ✅
「もしかして…」と思ったら、以下のチェックをしてみてください。
✔が3つ以上当てはまる方は、栄養状態の見直しがおすすめです!
- □ 朝スッキリ起きられず、午前中から疲れている
- □ 頭がボーっとする/集中力が続かない
- □ 髪がパサつく、抜け毛が増えた
- □ イライラ・落ち込みやすい
- □ 爪が割れやすい・筋が入っている
- □ 食事の準備が面倒・甘い物がやたらと欲しくなる
- □ 寝ても疲れが取れない
- □ 目の下にクマができやすい
- □ 貧血気味、もしくはそう言われたことがある
- □ 肌荒れや乾燥が気になる
栄養不足を補うには?
まずは「食事の質」を見直すことから
- 鉄:レバー、赤身の肉、ひじき、ほうれん草など
- たんぱく質:肉・魚・卵・豆製品などを毎食に
- ビタミンB群:豚肉、卵、納豆、玄米など
- マグネシウム:海藻類、ナッツ、豆類
- 亜鉛:牡蠣、レバー、ナッツ類
専門家に相談するのもおすすめ
- 分子栄養カウンセラーに相談することで、自分に合った栄養ケアを見つけることができます。
- 自分の体質や生活スタイルに合った改善方法がわかると、対策もぐっと効果的に。
おわりに
ママが元気でいることは、家族みんなの笑顔にもつながります。
がんばりすぎる前に、自分の体にもやさしい目を向けてみてくださいね🌷
「ちょっと疲れてるかも…」と感じたときには、この記事を思い出して、できることから始めてみましょう。
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